実践事例紹介

「専門基礎演習」(経営学部)

2015/04/24

基本情報

担当教員名 山中 馨
手法 チームベースドラーニング(TBL)
難易度
ワーク グループワーク
規模 中教室

教育目標

ビジネス社会のあるべき姿についての創立者の思想を理解し、それをビジネス・パーソンとして活かしていけるビジネス活動の基盤をつくる。

授業概要

演習テーマ「池田人間主義思想と社会貢献企業」
「社会貢献」という場合、いかなるものをあるべき姿とするかが問題となる。たとえば貧困問題の解決を目的とした場合に、従来型のいわゆる「お恵み福祉」のような一時的な生活費の支給でも良しとするのか、それとも貧困層の経済的自立を目指して支援活動をするのか、そもそも事業目的として実現しようとする社会像はどのような社会であるのか、そのビジネスの根底にある理念、思想が問われる。そこでこの授業では、履修生にまず創立者の人間哲学を学んでもらい、その観点から社会貢献を考え、ビジネスプランに結びつけようという企図である。
ガイダンス後の14週間の授業のうち、前半6週を池田人間主義哲学の学習、後半8週をビジネスプランの作成とプランコンテストに当てた。履修希望者は52名で、1チーム6~8名で7グループを編成した。
TBLのプロセスは、予習、IRAT(個人テスト)、TRAT(チームテスト)、教員からのフィードバック、アピール、応用課題、発表と評価、ピアレビューとなっており、このプロセスに従って1週目と2週目の授業は表1のように行った。
IRATとTRATはTBLで学習意欲を向上させる柱の一つであり、予習の度合いはIRATで確認され、TRATにも影響する。本授業ではIRATとTRATは同一課題とし、多肢選択の形式をとった。
応用課題の発表は、全グループの同時発表を実現するためにポスタープレゼンテーションとした(図1)。A3版の用紙を各メンバーに渡し、テーマにおける分担部分の結論を記入させ、それをポスターとしてまとめ、教室の前面に掲示しプレゼンテーションするものである。この巡回して見て回る相互評価法は「メリーゴーランド」と呼ばれるが、本授業では時間の関係上、各グループが他3グループに対して行った。

表1 TBL時間スケジュール
表1 TBL時間スケジュール
図1 ポスタープレゼンテーションでの様子
図1 ポスタープレゼンテーションでの様子

タイムテーブル

その他参考資料