実践事例紹介

「教育方法論」

2015/04/20

基本情報

担当教員名 舟生 日出男
手法 コンセプトマップ
難易度
ワーク グループワーク
規模 小教室

教育目標

教育方法についてのテキストの内容を「深く理解すること」であり、テキストの学習範囲を構成するキーワード群、及び、それらの関連構造を理解することを目指す。

授業概要

本授業では、上述の教育目標を達成する学習方法として、コンセプトマップを用いた。まず、2、3人のグループで協同してテキストを読み込み、キーワードを抽出し、それらがどのように関連しているのかを考えながら、理解した内容をコンセプトマップとして外化する(図1、2)。次に、このマップをほかのグループに対して見せながら説明したり、逆に説明を受けたり、質疑応答や議論することを通して、自分達の理解状況を他者の観点から客観的に吟味する(図3)。
図1、2に示した2つの例のように、テキストの同じ範囲を対象としていても、読解するグループが異なれば、コンセプトマップの外観も異なり、抽出されたキーワードやそれらの関連づけ、配置に異同が見られる。たとえば、図1に見られる「意図された~実現されたカリキュラム」、「大~小単元」、「評価基準」といったキーワードが図2には見られない。もしこれらのキーワードがマップ上に表現するべき重要なものであると判断されれば、追加されることになる。このように説明活動を通して、それらを見比べながら吟味する中で、誤りやキーワードの過不足が修正されるとともに、理解が深まっていく。

図1〈グループAが作成したコンセプトマップ〉クリックすると拡大表示されます
図1〈グループAが作成したコンセプトマップ〉クリックすると拡大表示されます
図2〈グループBが作成したコンセプトマップ〉クリックすると拡大表示されます
図2〈グループBが作成したコンセプトマップ〉クリックすると拡大表示されます
図3 グループ間の相互説明の様子
図3 グループ間の相互説明の様子