実践事例紹介

「学術文章作法Ⅰ」

2016/03/07

基本情報

担当教員名 嶋田 みのり
手法 ラーニングスルーディスカッション(LTD)
難易度
ワーク 個人ワーク、グループワーク
規模 小教室

教育目標

本科目は、大学で求められるレポート課題に取り組む際の基礎技能の養成を目標としている。単にレポートを書くだけではなく、レポートを書く作業を通して、様々な事柄に対し批判的、多角的に検討し、そこから生まれる自分の考えを、適切に他者に伝える力を身につけることを目的としている。具体的な到達目標は、以下の9項目である。主に①と⑧の力を養うため、LTD話し合い学習法を取り入れた。

 

①レポートに必要な情報を文献から読み取ることができる。

②レポート作成の手順を理解し、手順通りに作業を進めることができる。

③レポートに適した文章表現ができる。

④レポートの構成や引用などの基本的なルールを守り、書くことができる。

⑤パラグラフライティングを意識し、伝えたいことが読み手に明確に伝わるレポートを書くことができる。

⑥推敲する習慣を身につけ、実行することができる。

⑦複数の情報を集め、信憑性を見極めることができる。

⑧文献に基づいて、多面的に1つのテーマについて述べることができる。

⑨レポート作成の手順を踏まえながら、自ら設定したテーマで2500字程度のレポートを書くことができる。

 

授業概要

本授業の15回分のシラバスはレポート作成の手順に沿っている。まず1、2回目の授業でレポートの構成や基本的ルールを学んだ後、3~5回目の授業でLTD話し合い学習法を取り入れ、ある程度テーマについて理解する。そして、6回目にマインドマップを用いてテーマ設定を行い、問いを考えさせ、レポートの方向性を決める。7回目以降は、自分が設定したテーマに必要な文献を検索し、10回目の授業までにアウトラインを完成させる。そして、11回目~12回目で推敲を行い、13回目~15回にパスタ―発表を行う。テーマ設定を行う前に、LTD話し合い学習法を取り入れることにより、より深いテーマを引き出すことができる。また、著者の主張を的確に読み取る力、自分の考えを相手に適切に伝える力等も養うことができると考えている。