実践事例紹介

「演習」(教育学部)

2015/06/26

基本情報

担当教員名 宮崎 猛
手法 サービスラーニング
難易度
ワーク グループワーク
規模 小教室

教育目標

学習指導要領において、社会に参画する態度の育成が重要項目の一つとして奨励されている。質の高い社会参画型の体験的な学習の展開には、その担い手として力を発揮できる素養を備える教員の育成が重要である。教員志望の学生が多い教育学部の本演習(3年・4年対象)では、課題を発見・解決したり、社会に貢献したりするための力量を自らが身につけるとともに、それを指導できる力量を育成することをねらいとしている。

授業概要

本演習(ゼミ)におけるサービスラーニングは、まずラーニングとして通常のゼミの時間に、社会科教育の本質やデューイなどの経験主義に関する文献をとおして理論を学ぶ。それを授業外の自律的な活動として現実の教育現場へ貢献・実践(サービス)するという形で行われる。しだいに理論の学修は実践を念頭に進められ、実践は理論を適用する形で展開されることになる。

現在行われている実践は、SAGEの立ち上げ・運営である。SAGE(Students for the Advancement of Global Entrepreneurship)とは、高校生が大学生の支援のもと、社会貢献事業案を作成し、互いに披露し合うという国際プログラムである。年に1回国際大会が行われている。

履修生は、SAGE JAPAN CUP(毎年3月開催)に参加する高校生の募集・活動支援、サポーターの募集・研修会の実施、国際大会参加、高校や教育委員会、新聞社との連携などの活動を行う。その過程で、社会において求められるスキルが身につくとともに、高校生の主体性をもとにその力をいかに発揮させていくかという将来教育に携わるものにとって重要な力量を身につけていく。履修生は高校生の活動開始前には生徒一人一人と目標設定の機会をとったり、活動後には経験を将来にどのように生かしていくかといった話し合いを主宰する。それらをもとに高校生と大学生の学びが構築されていくことになる。また、SAGEを教育的なプログラムとして捉え直していくことも理論と実践の往還として大切な活動となっている。 一連の学修・活動の集大成として実践が理論から分析され、ゼミ論文としてまとめられていく。

SAGE JAPANのウェブページ:  http://sagejapan.jp/

第2回SAGE JAPAN CUPに関する毎日新聞の記事: http://mainichi.jp/shimen/news/20150430ddm010040025000c.html

第3回SAGE JAPAN CUPの本学紹介記事:http://www.soka.ac.jp/news/event/2016/03/14016/

ゼミにおけるSAGEの打ち合わせ
ゼミにおけるSAGEの打ち合わせ
第2回SAGE JAPAN CUP記念写真
第2回SAGE JAPAN CUP記念写真